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日産 自動車、中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010 」の進捗を公表クリーンディーゼル エンジン搭載のAT車を来春投入
日産 自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は22日、同社が2006年に発表した中期環境行動計画「
ニッサン・グリーンプログラム 2010 」の進捗を公表するとともに、CO2排出量削減の長期シナリオの見直しなどもあわせて発表した。さらに、
クリーンディーゼル エンジン搭載のオートマチックトランスミッション(AT)車を、来春日本市場に投入することを発表した。
同社は、「
ニッサン・グリーンプログラム 2010 」の中でCO2排出量削減を重要課題のひとつに掲げ、電気自動車(
EV )の開発、
クリーンディーゼル 車や低燃費車の投入、生産・物流・オフィスにおける省エネなど企業活動のあらゆる分野において着実に成果を上げてきた。次期中期環境行動計画の策定にあたっては、CO2排出量削減の長期シナリオを見直すことを検討する。
また、ルノー・
日産 アライアンスは
ゼロ・エミッション 車でリーダーになることを目標として、
EV をビジネス戦略のコアと位置づけ、その開発に加え、政府や自治体などと協働して
EV を核とした持続可能なモビリティ社会構築を実現するためのパートナーシップ締結も加速している。
主な実績と今後の取り組み(下線部分)は以下の通り。
1.CO2排出量の削減 1-1.全体 CO2排出量削減の長期シナリオ見直しの検討 2100年における大気中CO2濃度を450ppm以下で安定させる必要があるとのIPCC第4次評価報告書*1に基づき、新車のCO2排出量を2050年に2000年比90%削減と試算。この前提のもと、新車のCO2排出量削減ロードマップを、次期中期環境行動計画の策定に向けて見直すことを検討する。 1-2.商品・技術 2009年4月、低燃費と低排出ガスを両立し、日本の「環境対応車普及促進税制」による減税措置*2に適合した"「Nissan ECO」(通称:ネコ)シリーズ"の販売を開始。(6月23日現在、16車種:「ティーダ」「ティーダ ラティオ」「キューブ」「ノート」「ウイングロード」「セレナ」「エクストレイル」「ラフェスタ」「AD/ADエキスパート」「マーチ」「プレサージュ」「ピノ」「オッティ」「アトラスH43」「NV200バネット」「モコ」) 2008年8月、同クラスのガソリン車と比べ圧倒的に優れた加速性能・運動性能を実現したEV 実験車両を公開。 2008年1月〜2009年6月、ルノー・日産 アライアンスはEV の本格的普及に向け、政府、自治体、他セクターなど、グローバルに27件もの「ゼロ・エミッション モビリティに関するパートナーシップ」を締結。政府、自治体が、充電器設置などの社会インフラ整備やゼロ・エミッション 車購入時の優遇措置などの検討を推進中。 ルノー・日産 アライアンスは、日本では神奈川県および横浜市と、海外では、米国のテネシー州、オレゴン州、カリフォルニア州ソノマ郡およびサンディエゴ、アリゾナ州トゥーソンおよびフェニックス、ワシントン州シアトル、ノースカロライナ州ローリー市の他、イスラエル、ポルトガル、モナコ、英国、フランス、スイス、アイルランド、中国、シンガポールと、ゼロ・エミッション モビリティ推進の検討を開始。 2007年4月、日産 自動車、日本電気株式会社、NECトーキン株式会社が合弁会社「オートモーティブエナジーサプライ株式会社(Automotive Energy Supply Corporation、以下:AESC)」を設立。 2008年5月、AESCが自動車向け高性能リチウムイオンバッテリーの事業化を決定。AESCは同等質量の従来型リチウムイオンバッテリーに比べ2倍の出力とエネルギーをもつ日産 のラミネート構造を採用したコンパクトリチウムイオンバッテリーを生産し、自動車産業関連メーカーに電動車(ハイブリッド車、プラグイン・ハイブリッド車、EV など)用バッテリーとしてグローバルに販売を行う。同社は、バッテリー技術におけるリーダーとなることを目指す。 1-3.生産・物流 2007〜2008年度、グローバルに日産 の全工場からの台当たりCO2排出量10%削減(2005年比)を達成。(目標は7%削減)物流は2006年度にグローバルなCO2排出量を把握し、2007年度よりグローバル管理を開始 2.エミッションのクリーン化 2-1.商品・技術 2008年9月、ルノー・日産 アライアンスの共同開発ディーゼルエンジンM9Rを搭載したクリーンディーゼル エクストレイル「20GT」を日本市場へ投入。国内の平成21年排出ガス規制(ポスト新長期規制)を世界で初めてクリア。2010 年春、同クリーンディーゼル エクストレイル「20GT」にAT車を追加設定し、日本市場へ投入予定。 2007年7月、従来の約50%の貴金属の使用量でクリーンな排出ガスを実現するガソリン車用「超低貴金属触媒」を開発。 2008年11月、「超低貴金属触媒」を世界で初めて実用化し、新型「キューブ」より搭載を開始。 3.資源循環(リサイクル) 3-1.生産・物流 2008年度、日産 国内5工場と1事業所、および連結製造会社3社で再資源化率100%達成。 3-2.使用済み自動車 2008年度、国内でリサイクル実効率95.7%を達成。 4.社会との協同 4-1.国、自治体、他企業、研究機関と連携したITS等のシステム拡大・普及促進によるCO2削減活動の推進 2009年3月、ルノー・日産 アライアンスは、低炭素社会の自動車交通実現に向け「ヨコハマ モビリティ "プロジェクトZERO"」を横浜市と締結。以下4分野に亘る項目について実施、検討を推進。1.環境に配慮したエコ運転の普及 2.渋滞改善に資する経路案内システムの実証実験 3.環境にやさしい電気自動車(EV )の普及 4.検討項目に関わる効果評価及び情報発信に関すること 4-2.エコドライブの啓発・普及等 4-2-1.カーナビ向け国内情報サービス「カーウイングス」を活用したお客さまのエコドライブをサポートするサービスの拡充 2007年1月、月間燃費ランキングやエコドライブに役立つ情報の提供。 2008年2月、ドライバー自身の燃費傾向を車内で確認できるサービス「あなたもエコドライブ」を開始。 2008年9月、ITSを活用しエコドライブ支援をめざす「エコ運転支援サービス」の実証実験を実施。 4-2-2.エコドライブをサポートする技術の開発 2007年8月、燃費表示計を新型車やマイナーチェンジ車に順次採用拡大。 2008年8月、「ECOペダル」を開発、2009年度より販売する新型「フーガ」「インフィニティM」に採用予定。 2009年5月、エンジンとCVTが連動したエコドライブ支援機能*3を「ティーダ」「ティーダ ラティオ」「キューブ」「ノート」「ウイングロード」の2WD車に搭載。さらに、「ティーダ」「ティーダ ラティオ」にECOモード・ナビ協調制御機能*3を採用。 4-2-3.エコドライブ普及活動 2008年度、各種イベントや日産 自動車の追浜テストコース「GRANDRIVE」(神奈川県横須賀市夏島町)などで、お客さまが自らのエコ運転技術レベルを確認し、そのレベルに応じたアドバイスを同社専門スタッフから受けられるエコドライブ講習会を実施。 2009年度、自治体などとの連携のもと、お客さま同士が燃費を競い、楽しみながらエコドライブの技術と意識を向上させていくエコドライブ普及活動「E-1 グランプリ」を開始予定。 日産 は、「青い地球を守りたい」「人や社会と共生する企業市民でありたい」という想いを「ブルーシチズンシップ」という言葉で表し、さまざまな取り組みを行っている。それは、地球環境保護、地域社会への貢献、ダイバーシティ(多様性)の推進、そしてより多くの人びとにクルマで移動する喜びを提供することなど、極めて多岐にわたる。このブルーシチズンシップの考え方に基づき「
ニッサン・グリーンプログラム 2010 」を引き続き推進し、真に実効性のある技術、商品、サービスを開発し、市場に投入していく。
*1: Intergovernmental Panel on Climate Change(気候変動に関する政府間パネル)が2007年に発表したClimate Change 2007: Synthesis Report *2: 「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV )」かつ「平成22年度燃費基準+25%」を達成した車両で、 自動車取得税は、2012年3月31日までの新規登録車に対し、75%軽減。 自動車重量税は、2012年4月30日までの新規登録車に対し、75%軽減。 なお、自動車税は、2010 年3月31日までの新規登録車に対し、登録の翌年度から1年間、50% 軽減(軽自動車を除く) 「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV )」かつ「平成22年度燃費基準+20%もしくは15%」を達成した車両で、 自動車取得税は、2012年3月31日までの新規登録車に対し、50%軽減。 自動車重量税は、2012年4月30日までの新規登録車に対し、50%軽減。 なお、自動車税は、2010 年3月31日までの新規登録車に対し、登録の翌年度から1年間、25% 軽減(軽自動車を除く) オーテックジャパン扱いの持込車両は除く。 *3: 当社テストドライバー淵上夏次の走行テクニック( 淵上の足)を参考に開発し、燃費意識の高いベテランドライバーのような発進・加速などを可能にするもの。
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